はるを呼ぶ縁起もの「春財布」
みなさまに
はるが
やってきますように。
「春財布」をご存知ですか。
旧暦でいう春の時期、
二十四節気では十二月の冬至から
二月の雨水までに財布を新調すると
縁起がよいとされています(時期は諸説あり)。
「春」は「張る」と音が同じことから、
むかしの人は財布が膨らむように
希望の蕾、春財布をそっと胸に抱き、
あたたかい春を待っていたのでしょう。
この国に伝わる風習や言い習わしには、
しあわせを願う人の想いが込められています。
そうした文化が
いつまでも受け継がれていきますように。
はるを、呼びましょう。
ひと足お先に春を捉えて
少し気の早い桜の景色でしたが、春財布に想いを込める人の心の中には、こんなあたたかい春の日和が映し出
されているのではないでしょうか。甲州の人ならきっと富士山を背景にした満開の桜を思い描くのかもしれま
せん。この写真は春財布をイメージしていただくために、昨年の春に撮影したものです。冒頭の写真は12 月
のもので、2つの写真は同じ場所から撮影しました。寒さ厳しい冬から、心あたたまる春への移り変わりを感
じていただけましたでしょうか。
日本の美を象徴するスポットから
撮影した場所は、印傳屋のある甲府から車で1時間ほどの距離にある山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園。富
士山のビュースポットとして知られるところで、新倉富士浅間神社の五重塔(忠霊塔)と富士山、そして春は
桜が一度に見られる、まさに日本の美を象徴する名所。ミシュランの日本ガイドの表紙を飾ったこともあり、
海外からの観光客が多く訪れます。昨年の冬は暖冬だったとはいえ、冬の富士を撮影した12 月のこの日の早
朝は厳しい寒さ。それでも日本の名所である日の出の富士山を撮るべく、海外からの旅行客も白い息をはきな
がらファインダーを覗いていました。
はるを待つ希望の蕾、印伝の「春財布」
新しい年を迎え、いつも身につけるものや日々使うものを新しくすると気持ちのいいものです。お財布なら“張る”
ほど入るものが多くなる、そんな縁起のよい春財布を使うことで、この一年を歩んでいく楽しみや活力が湧いてく
るかもしれません。印傳屋は長財布から小銭入などさまざまな種類の財布を取り揃えています。革の地色と模様の
色の組み合わせも多種多彩。お好みのデザインや模様を探したり、もっとおめでたさを求めて吉祥模様にこだわっ
たり。ことし、気分を新たに春財布を手にしてみませんか。
商品のお求め・お問い合わせ先
■本 店 (山梨県甲府市)新年3日より営業
■青山店 (東京都港区) 新年5日より営業
■心斎橋店 (大阪市中央区)新年5日より営業
■名古屋御園店(名古屋市中区)新年5日より営業
詳しくは、直営店をご覧ください。