途絶えることなく受け継ぐ独自の技、燻べ(ふすべ)®「火の用心」販売のお知らせ
古(いにしえ)より守り伝えられる家伝の秘法
燻べ技法とは、鹿革を太鼓(筒)に貼り藁(わら)を焚いていぶし、鹿革に模様や色をつける古来の技です。古くから稲作の盛んであった日本では稲藁はとても身近な材料であり、燻べは奈良時代には日本の伝統的な“染革(そめかわ)”の技法として確立されていたと言われています。
戦国時代、織田信長に謁見したことでも知られる宣教師ルイス・フロイスは「日本人は藁の煙だけを用いて巧みに着色する」と、著書でその驚きを述べています。
現在では印伝のルーツともいわれ、印傳屋の遠祖・上原勇七より 代々家長の勇七のみに伝えられてきた技法のひとつです。
印傳屋では、熟練の職人だけが駆使できる日本唯一の技を今も守り続けています。
※燻べ(ふすべ)は、印傳屋が途絶えることなく受け継ぐ独自の技として商標登録®がされています。
模様のご紹介
燻べ「火の用心」のご紹介
三本縞
交差縞
とんぼ
正平柄
御所車
お求めにつきまして
期間中の販売は終了いたしました。
■主な特徴
燻べは日本古来の技法を受け継いだもので、鹿革本来の風合いを活かすため燻べ以外の加工は施しておりません。したがって次のような特徴があることをご了承ください。
・水分による染みが付きやすく、濡らすとその部分は染みとなり、元に戻すことはできません。
・表面はスエードのため、汚れが付きやすく染め革よりも目立ちます。
・鹿革を燻べて色を付けるため、染め革より色の浸透度が弱く、使用中の擦れなどにより色が薄くなり、革本来の地色に近づいています。
・時とともに色が薄くなるのは燻べの特質で、ご愛用の年月を物語る風格といえます。
・燻べた香りは徐々に薄くなりますが、気になる場合は風通しの良い場所に置くと、早く薄くすることができます。
・野生の鹿革を使用しているため、表面に角ズレなどによるキズがあります。これは自然の模様であり、本物の証となります。
*全国への発送承ります。(代引手数料無料・送料別途)
*商品のご使用に際しては、商品の箱に同梱されている「印傳屋の栞」をお読みください。
■問い合わせ先
印傳屋心斎橋店
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FAX:06-6243-5000