【印傳屋直営店】とんぼ模様「火の用心」特別販売のお知らせ
受け継ぐ“もののふ”の心。
果敢に前へ進み続ける蜻蛉(とんぼ)。
その飛び方や獲物を捕える姿を見て、勇ましさを感じた戦国時代や江戸時代の武士たちは「困難に負けず前に進む志(こころざし)」になぞらえて「勝虫(かつむし)」と呼ぶようになりました。
令和へと時代が変わった今も、困難を乗り越え、進み続けようとする人の姿と重なり縁起の良い模様として愛され続けています。
このたび印傳屋直営店では、通常受注生産の「火の用心」をとんぼ模様で特別にご用意いたしました。2020年6月9日(火)より直営店にて販売いたします。
江戸時代からの粋を受け継ぐ「火の用心」
「火の用心」とは、江戸時代に使われた火打袋に起源を持つ巾着袋のことで、火打鎌・火打石・火口(ほくち)の一式を入れていたといわれています。腰に提げることで両手を空けられる利点があったため、人々は旅に出る際に腰に提げる携帯用として持ち歩いていたようです。江戸時代後期、十返舎一九の滑稽本『東海道中膝栗毛』には、「こしにさげたる いんでんのきんちゃくをいだし みせる」とあり、武士に印伝の巾着を売り、旅銭にするシーンが描かれるなど、庶民にとって「粋」を演出する袋物として親しまれてきました。
商品一覧
お求め・お取り扱いにつきまして
販売店舗:印傳屋直営店
※オンラインショップでの取り扱いはございませんのでご了承ください。
販売期間:2020年6月9日(火)より
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※商品のご使用に際しては、商品の箱に同梱されている「印傳屋の栞」をお読みください。