印傳屋 / INDEN-YA

なごみ

なごみ

シックな紺革の風合いに、赤とんぼが映える。

ときに、光の加減で黒のとんぼが艶やかにアクセントを添える。 黒と赤の二色の漆で、とんぼの“静と動”の姿を描き「なごみ」と名づけました。 「なごみ」は、1992年の発売から、時代をこえて愛され続けているロングセラーシリーズ。 簡素の美をきわめた印伝の“とんぼ”模様は、いつの時代も変わらないものとして、 この先も多くの人々の暮らしに寄り添うことができればと願っています。

「なごみ」の模様

とんぼは「あきつ」ともいわれ、日本の古称である「あきつしま」に通じます。中世には武士の間で「勝虫(かつむし)」とも呼ばれたことからとんぼ模様は武具や装束に広く取り入れられました。