印伝の源流へ。
千三百年前の
天平文化へ。
七五六年、聖武天皇のご遺愛品が光明皇后によって
東大寺大仏に奉献され、正倉院に納められました。
そのうち革を用いた宝物の数は二百点以上。
馬具や武具、履物、楽器など多岐にわたり、
当時、鞣し、染め、燻し(いぶし)など日本の革工芸の礎となる技が
発達していたことがうかがえます。
以来、革の加工・装飾技術は時代とともに進み
さまざまな革工芸に取り入れられ、
印傳屋も鹿革を煙でいぶし、
模様をつける技を「燻(ふすべ)」技法として取り入れ、
今に受け継いでいます。
さあ、約千三百年前の、日本の革工芸の源流をたどる旅へ。
奈良の都に華開いた天平文化に想いを馳せてみてください。
印傳屋は
「第76回正倉院展」に
協賛しています。
印傳屋は、
印伝の文化が生まれるより遥か以前の、
日本の革工芸の源流にある品々を含め、
奈良時代の日本の技の粋を集めて
つくられた貴重な文化資料が
いつまでも後世に伝わることを願い、
昨年度より正倉院展に協賛しています。
第76回正倉院展
会期:
2024年10月26日(土)〜11月11日(月)
2024年10月26日(土)〜11月11日(月)
主催・会場:奈良国立博物館
※観覧には原則、事前予約制の「日時指定券」のご購入が必要です。
正倉院宝庫は毎年秋に勅封が解かれ、宝物の点検が行われます。その時期に合わせて宝物を一般に公開するのが「正倉院展」です。最新の研究成果が得られた品や話題性のある品が出陳されます。
詳しくは、主催者ホームページをご覧ください。
https://shosoin-ten.jp/